オスグッド(成長期の膝の痛み)とは?原因・症状・セルフケアと施術法
- なみね鍼灸整骨院
- 8月21日
- 読了時間: 2分

オスグッド病とは?
オスグッド病は、成長期の小学生から中学生にかけて多くみられる膝の痛みです。特にサッカーやバスケットボール、陸上競技など、走る・跳ぶ動作を繰り返すスポーツをしている子どもに発症しやすいのが特徴です。膝のお皿(膝蓋骨)の下にある骨が突出して痛みを伴い、運動時に強く症状が現れることが多いです。
オスグッド病の原因
成長期特有の骨の未発達
成長期の子どもの骨はまだ完全に固まっておらず、柔らかい部分が残っています。そのため、繰り返しの負荷で炎症が起きやすくなります。
スポーツによる繰り返しの負担
ジャンプやダッシュで大腿四頭筋(ももの前の筋肉)が収縮すると、膝下の骨に強い牽引力がかかり、炎症や突出を引き起こします。
主な症状
膝のお皿の下あたりが出っ張り、押すと痛い
運動時や階段の上り下りで膝が強く痛む
症状が進むと、歩くだけでも痛みを感じることがある
自宅でできるセルフケア
アイシング
運動後に痛む部分を10〜15分冷やすことで炎症を抑えます。
ストレッチ
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチを習慣化することで、膝への牽引力を軽減できます。
運動量の調整
無理に練習を続けると悪化しやすいため、痛みが強い時期は練習を減らすことも大切です。
整骨院での施術法
当院では、単に膝をマッサージするのではなく、神経の働きを整え、筋肉の緊張を緩める施術を行います。これにより、膝への負担を軽減し、回復を早めます。また、姿勢や骨盤のバランスも整えることで、再発予防にもつながります。
まとめ
オスグッド病は、成長期に多いスポーツ障害ですが、適切なケアと施術で早期改善が期待できます。「部活を休めない」「痛みを我慢して続けている」お子さまは、ぜひ一度ご相談ください。




